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人を知る

#02

若手編

鋼材・建材の販売を通して、福井の景色をつくる。

Talk Member

田口 敢大さん

2023年入社

福井営業所営業職

竹内 涼さん

2022年入社

長沢営業所営業職

冨澤 凪さん

2018年入社

ヤマモトスチール営業職

Topic

地域に根ざし、
鋼材から工具まで
幅広く対応。

まず、みなさんの所属されている部署とお仕事内容を教えてください。

竹内敦賀市にある長沢(ながそ)営業所で働いています。簡単に言うと、建設系の資材を販売して、建築や建造物に関わる職人さんをサポートするお仕事です。鋼材が主力の営業所ですが、正直なんでもやっていますね(笑)。

なんでも、ですか?

竹内はい。鋼材以外だと、建材、機械工具、水道系の資材も扱っています。建材だと断熱材やブルーシート、機械工具ではインパクトドライバーやグラインダー、水道系だと、今の時期なら雪を溶かす消雪設備の材料なども販売しています。あとは配管用のパイプや、地面に埋める埋設ノズルも扱っていますね。

さまざまな商品を扱っているんですね。
販売先はどういったところが多いんですか?

竹内鉄工所さんやゼネコンさんが多いですね。畑で使う用に鉄筋を買いに来られる一般のお客様もいらっしゃいます。

般のお客様もいらっしゃるんですね!

竹内地域密着でやらせていただいているので、お客様も「この営業所に行けば鋼材がいっぱいある」と認識していただいてるのかなと。敦賀でいうと、鋼材はうちがいちばん倉庫も大きいし、種類も豊富だと思います。パイプ1本、鉄筋1本から対応していますよ。地域密着型のホームセンターのような位置付けかもしれません。

田口さんは福井営業所ということですが、どんなお仕事をされていますか?

田口僕は鋼材の営業マンをしていて、メインの担当は鉄工所さんです。入社3年目なので、まだ大きな鉄工所は担当していなくて、個人でやってる町工場のようなお客様から、何十人規模の鉄工所さんを担当しています。

ルート営業ということですが、どんな風に回られているんですか?

田口決められた担当先を回ることが多いですね。「何か欲しいものはありませんか」と尋ねたり、最近の近況を聞いたり、消耗品を見させていただいて「グラインダーの刃が減っていますよ」などと提案したりもします。

営業の方って一人当たり何社くらい担当されているんですか?

田口お取引が少ないお客様も含めたら70〜80社ぐらいですね。ただ、ふだん何もなくても訪問するのは30件ぐらいで、他はお客様から連絡が来たり、事務所にお越しいただいたりするイメージです。

冨澤さんの営業所はどうですか?

冨澤僕はヤマモトスチールで鋼材と建材の営業をしています。工具の話もしますし、切り板を販売したり。土木系のお客様も多くて、災害時の土嚢袋も扱っています。お客様から相談を受けたら、例えば工場のゲート(アルミ門)についても、他の営業所と連携しながら対応していますね。

1日のお仕事の流れを教えてください。
始業は8時だそうですね。

田口僕は出社して、まず掃除をしたり前日に来ていたメールやFAXを確認したりしています。10時ぐらいまでは事務処理をして、午前中に近場を回って、昼からがっつり遠くに行く感じですね。

遠いところだとどこまで行かれるんですか?

田口坂井市の三国町ですかね。片道1時間ぐらいです。朝は武生(越前市)の方に行って、昼から三国の方に行ったりと、嶺北を走り回っています。

お昼はどうされているんですか?

田口お昼は事務所で食べます。12時までには戻って、13時過ぎにまた出て、16時頃に戻ってきて事務処理をするイメージです。

営業マンは外で昼食をとるイメージがあるんですが、事務所で食べられるんですね。

冨澤遠い現場に行く時は弁当を持って行ったりもしますけど、基本は事務所に戻って食べますね。午前中の訪問先でいただいた注文を、お昼に発注したり見積もりを作成したりもします。お昼に営業マン同士で情報交換をすることも多いですね。

竹内さんはどのような仕事の流れですか?

竹内僕は滋賀県のエリアも担当しているので、午前中に事務作業をして、午後に滋賀県の高島市や長浜市方面に行くことが多いです。長沢営業所は毎日滋賀に配送の便を出しているんですが、細かいものであれば僕がお持ちすることもあります。福井県内では、敦賀市と美浜町を担当しています。

冨澤さんも同じようなスケジュールですか?

冨澤はい。出社して、庭の落ち葉拾いから始まります。ヤマモトスチールには立派な庭があって、鯉もいるんですよ。朝礼が終わったらメールをチェックして、前日の夕方にさばききれなかった見積もりや発注をして、落ち着いたら外回りに出ます。

残業はどれくらいされていますか?

冨澤遅くても18時くらいですかね。

田口僕も残業がある日でも18時には帰っていますね。19時まで残ったのは、指で数えるくらいです。

Topic

部署を超えた仲の良さと、
プライベートの充実

みなさんがカラヤに入社したきっかけを教えてください。

竹内僕は一度愛知県で就職していたんですけど、子どもができたタイミングで地元に戻ってきました。地域密着でやっている会社で、地元・敦賀の力になれたらなと思って入社したんです。工事現場に携わって、「ここ、僕が関わった建物だ」って思えるのは誇りというか、自己満足ですけどうれしいですね。お客様に「ありがとう」と言われると、頑張ってよかったなって思えます。

田口僕は新卒で入社しました。合同説明会でカラヤのリクルート担当の方に声をかけていただいてカラヤを知ったのですが、リクルート担当の方の印象がすごく良くて、「こういう人が働いているところで働きたいな」って思いました。地域に貢献できるやりがいもあるかなと。

冨澤僕は名古屋の大学に通っていましたが、卒業後は福井で就職しようと決めていました。実は、一度別の会社に内定をもらっていたんですが、就職直前の3月になって「ちょっと違うな」と思って辞退したんです。それからハローワークで春採用を探していて、そこで出会った担当の方の印象がとても良くて。カラヤのことを設備関係の仕事をしている父に聞いたら、「知ってる知ってる、いいんじゃない?」って言われて。あと、転勤の心配がないことと、土日祝休みというのも大きかったですね。

竹内僕も土日祝休みは大きかったですね。保育園の行事にも出たいですし。

お子さんがいらっしゃるんですよね。
ご結婚はいつされたんですか?

竹内23歳です。

田口僕は今年です。

冨澤27歳でした。

早いですね!家庭と仕事の両立はできていますか?

冨澤毎日子どもをお風呂に入れています。

田口えらい!

冨澤家に早く帰れると子どもも喜んでくれますからね。この前も竹内くんと電話してたら、横で息子が「パパ、ポテチ買いに行こう」って(笑)。

竹内僕と冨澤さんでオンラインゲームも一緒にやってるんですよ。モンハンとか。

いいですね!違う営業所でも付き合いがあるんですね。

竹内そうなんです。本当にいい会社だなって思いますね。

配属が違っても社員同士は仲が良いんですか?

竹内仲良いですよ。月1回、「若志会(じゃくしかい)」っていう若手営業マンの勉強会があるんです。34歳以下の営業マンが参加していて、10人ぐらいいます。

「若志会」では、どんなことをされているんですか?

冨澤例えば、他の営業所のことを知る機会があまりないので、敦賀の営業所に足を運んで所長のお話を聞く会をしたり。

田口OBの先輩方にお話を聞かせていただいたり、仕入れ先に見学に行ったり。メッキ工場の見学に行ったこともありますし、来年はトラスコの工場見学も予定されています。

それはいつ頃から始まったんですか?

竹内昔からあると思います。最初は社長が主催されていて、今は野尻所長代理が講師というか進行してくださっています。

勉強会の後はみなさんで食事に行かれるんですか?

竹内営業車で行くので、事務所に戻らないといけないんですよね。直帰できないので(笑)。でも年に1回、社長と所長を交えた親睦会があります。

営業以外の方との交流はありますか?

竹内長沢営業所は結構ありますね。僕の家に竹藪があって、タケノコ掘りに来てもらったり。小浜営業所の配送の方が毎日来られるんですけど、その方と仲が良くて、小浜のお祭りに誘ってもらったり。今度バーベキューやろうって話も出ています。

休日のリフレッシュ方法を一言ずつお願いします。

竹内息子と旅行に行くことですね。

田口筋トレです。

冨澤釣りに行くことです。

Topic

ネジ1本でもすぐに
お届けする。
小さな積み重ねが
大きな仕事につながる。

これまでの仕事で特に印象に残っていることを教えてください。

竹内入社して半年は配送をしていたんですが、1年目の終わり頃、所長に「ここに営業かけてこい」って言われた現場があって。取引が止まっていたお客様だったんですけど、所長のお力添えもあって受注が決まった時はうれしかったですね。金額は100万円いかないぐらいでしたけど、所長が一緒になって喜んでくれたのがすごく印象に残っています。

所長との関係が良好なんですね。

竹内本当に良くしていただいてます。実は面接の時、所長がすごく怖くて、「この人の営業所には行きたくないな」ってずっと思ってたんです(笑)。でも配属になったら、すごくいい所長で。「この人で良かった」って思っています。

田口僕は、自分が関わった仕事が街に残るのがやりがいになっています。ドラッグストアの看板をつくる会社に材料を納めたんですが、お店の前を通るたびに「自分が納めた材料がこうなってるんだな」って見られるのがうれしいですね。

冨澤僕は失敗談なんですけど…。鉄工所のお客様に、段取りを考えずに勝手に材料を持って行ったら、出荷の車とバッティングしちゃったことがあって。すごく怒られたんですけど、改めて謝りに行ったら、「次から気をつけなよ」ってやさしく言ってくれたんです。所長がよく「怒られなくなったら終わりやぞ」って言うんですけど、怒られているうちはまだ見込みがあるってことなんだなと思いました。

最後に、どんな人にカラヤをおすすめしたいですか?

竹内メンタルが強い人、元気な人ですね。明るくて元気だと、本当にかわいがってもらえると思います。営業においては、値段も大事ですけど、やっぱり信頼関係とスピード感が大切です。ネジ1本からでもすぐにお届けする。そういう小さな積み重ねが、大きな仕事につながっていくと思っています。

小さな積み重ね、大事ですね。
冨澤さんはどんな人におすすめしたいですか?

冨澤コミュニケーション能力と、空気を読む力がある人ですね。仕事で覚えることが多すぎて、正直全部は覚えられません(笑)。なので、お客様や上司が忙しそうな時に、タイミングを見て声をかけられるかどうか。あと、さっきの失敗談とも関係するのですが、納入先に一声かけることも大切ですね。最初は難しく思えても、仕事の流れや段取りが見えてくると、「仕事はこうやって進むんだな」って分かってくるのでご安心を。

田口向上心のある人がいいと思います。ノルマはないんですけど、目標の数値は決められているので。それを気にしなくなったら終わりかなと。

チームワークも大切ですか?

竹内すごく大切ですね。営業が外回りして、配送が配達してくれて、事務員さんがサポートしてくれるから、営業に行ける時間が増える。誰かが欠けたらまずいと思っています。だからこそ、「みんなで助け合う」という空気がカラヤのいちばんの魅力だと思いますね。

※本原稿は2025年10月14日時点のものです。